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    ジャイロセンサー活用の運転技術評価システムを共同開発

    2008年8月20日

     
     
     

     「俺の運転が一番うまい」と考えがちなプロドライバーは多い。横のりをして「確認をしっかりしなさい」と言っても、「見た」「見ていない」の水掛け論になってしまう。安全運転講習が「なかなか実効につながらない」と嘆く運送会社社長は多い。
     国際電気通信基礎技術研究所(京都府相楽郡)が山城自動車教習所(同綴喜郡)と共同開発した「ドライバーの運転技術を客観的に評価するシステム」が、その問題を解決する。


     「従来の運転技能評価システムは、多数のカメラを車内に設置することで、設置に時間がかかることが多く、実用的ではなかった」と話す同社の知識入出力研究室の多田昌裕氏。「このシステムにはジャイロセンサーを導入。帽子と足にセンサーを着けてもらうだけ」と説明する。
    kogataunkan3.jpg
    装着も簡単
     同室長の中山治人氏は「着けていただいても、ほとんど苦にならない。現実の運転を見ることができる。今は業務ドライバーをメーンにしているが、長期的には一般のドライバーを視野に入れている」という。
     「ジャイロセンサーの導入で、装着が簡単なうえ、車両に改造を加える必要がない」という。さらに、「(道路の左右などを)きちんと確認しているか」「(注意すべきところで)足にブレーキをかけているか」なども確認できる優れものだ。
     「従来のシステムでは模範運転のデータを数百パターン入力する必要があったが、運転コースの情報を入力するだけ(入力しなくても簡単な判断は可能)」と中山室長。従来のシステムでは「模範データ」との比較によるのが一般的だった。
     しかし、「それでは実用的ではない」と指摘する多田氏。「従来のシステムでは、模範データによって評価が変わる場合がある」のがその理由。しかし、「同システムは安全運転教育の専門家の持つ知識を体系化し、ドライバーの運転技能を自動的に評価することが可能」と説明する。
     また、「業務中に講習を実施できることに加えて、システムが自動評価した改善ポイントがテキスト化されるため、簡単に理解できる」という。
     同センサーのバッテリーは連続して4時間の稼働が可能。本格的な販売は来春の予定。価格は検討中だが、「複数年契約で1台当たり3万円台を考えている」という。
     すでにタクシー会社を対象とした講習をスタートさせており、今月下旬には京ト協でテスト運用が予定されている。
    kogataunkan2.jpg
    中山治人室長(左)と多田昌裕氏
     同システムの詳細については、http://www.atr.jp

     
     
     
     
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