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  • 射界

    2015年10月12日号 射界

    2015年10月16日

     
     
     

     民法第3条に「私権の享有は、出生に始まる」とある。この世に生を享けたことで一人の人間としての基本的人権を備えたことになる。だが、まだ言葉は使えない。これから成長するに従って言葉を覚え、話すこともできるようになるが、ある日突然に話し出せるわけではなく、周囲の人らの話す言葉を覚えていくのだ。


     ▲そう考えれば、今ある能力は生まれつきのものではなく、成長するなかで積み重ねられた努力の成果と評価できるのではなかろうか。能力は今後とも鍛え方次第で、どのようにも向上させられるといえる。決して固定化するものではないので、今の能力不足を悲観し、嘆いたりすることはない。自らの可能性を信じて努力さえ怠らなければ、能力はどんどん向上すると理解できる。

     ▲能力の一つに創造力がある。創造力は人間にのみ与えられた能力と説く学者もいる通り、人は、これまで多彩な能力を発揮して人類に貢献した文明の利器を世に送り出してきた。それらの創造力は、単なる思い付きから偶然に生まれたものではなく、たゆまぬ努力と研究の結晶である。世間をアッと驚かせた「ひらめき」ともいえる創造力は、そうした努力に裏付けされて生まれてきた。

     ▲こんな教えもある。「経験は知恵を生む糧、可能性を伸ばす栄養源」と評した有名ジャーナリストの言葉だが、生きるなかで多くの経験を積み、数多くの事象を学ぶ努力の中に、大いなる知恵を結晶させ、創造の可能性にチャレンジしてきた。しかし、人は僅かな努力さえ惜しんで怠惰に走りたがる。いかなる立場にあっても怠惰に流されることなく、知恵と経験の可能性を活用していきたい。

     
     
     
     
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