貨物自動車の過積載運行は重大事故発生の危険性が高く、事故防止と輸送秩序確立に大きな障害となっていることから、福岡県貨物自動車過積載防止対策連絡会議（県、福ト協、県警本部、福岡運輸支局などで構成）は１１月を「過積載絶滅運動強化月間」と定め、過積載絶滅運動を実施している。

　今年のスローガンは「交通事故０をめざして過積載を絶滅しよう」で、機関誌などを通して過積載防止について広報するほか、県下の１１０荷主団体に対して過積載運送の防止について協力を要請。また、広報啓発強化のため、ポスター２９９５枚、リーフレット９３５０枚を作成してＰＲに努める。

　さらに、実施期間中に県下各地で過積載違反の合同取り締まりを実施する。取り締まりでは、過積載に加えて、大型トレーラなどの特殊車両の通行許可の確認も行う。