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フェデックス 成田国際空港のゲートウェイ施設を拡張
2025年10月9日
フェデラルエクスプレスコーポレーション(フェデックス、ラジ・スブラマニアムCEO兼社長、米国)は、成田国際空港でのゲートウェイ施設の拡張および機能強化を行う計画を公表した。
フェデックスの輸送能力を拡大し、東日本エリアの顧客の多様化する物流ニーズに対応することを目的としている。新たなゲートウェイ施設は現在のおよそ2倍の約8500平方mとなり、2棟の建物で構成される予定としている。
第1貨物ビル内の施設には、より高性能な仕分けシステムを新たに導入し、越境ECによる小包などの仕分け作業を行う。第3貨物ビル内の施設は、大型・重量貨物専用の施設へと改装され、輸出入貨物の取り扱いや航空機への搭載準備、トラックへの積み込み・荷下ろし作業を円滑に行うためのスペースを備える。

2026年後半から27年にかけて、段階的に新施設の稼働を開始する予定。同社の成田国際空港での取扱貨物数は堅調な増加を続けており、24年には前年と比較して約4.5%増加、19年比では約25%の伸びを記録している。
日本の代表者である久保田圭マネージングディレクターは、 「我々にとって重要なゲートウェイ施設での運用効率の向上は、多様な輸送ニーズと輸送量に対応し続けるために不可欠」とし、「この計画は、当社のグローバルビジネス戦略の一環として大型・重量貨物の輸送能力を強化し、将来に向けた輸送ネットワークを構築することを目指している」と述べた。
◎関連リンク→ フェデックス
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