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    講演会、勉強会、研修会…北海道では不人気?

    2011年9月29日

     
     
     

     仕事柄、各種団体の講習会や勉強会、展示会などを取材することが多いが、最近感じるのが「北海道内の運送事業者は、このような会合をあまり必要としていないのではないか」ということ。首都圏ほどではないものの、道内でも物流・運送業界向けの研修のみならず、様々な交流会や経営セミナー、ビジネス展示会などが、あちこちで開かれている。実践的なノウハウを教えるセミナーもあれば、経営者としての意識改革を迫るもの、商品紹介や名刺交換がメーンの会合もある。ト協主催の研修会などは参加者を比較的集めやすいが、それ以外の企業や団体による研修会などでは、思うように参加者を集められないことも目に付く。



     札幌市の2代目社長は「日々の仕事が忙しく、意識が向かない。外部講師の話を聞いて、会社の実務にまで落としこめたことがない。同業の仲間とは定期的に酒を飲み、意見交換をしており、それで十分だ」とあまり興味を持っていない。同市の別の事業者も「知り合いからお願いされて参加することはあるが、業績向上につながるとは思っていない。行っても眠ってしまう」と笑う。

     また、同市の別の2代目社長は「先代が現役で外部の勉強会への参加に否定的なため、興味はあってもあまり行かせてもらえない」と話す。

     これらの意見から、「外部のセミナーや交流会は事業の役に立たない」「運送会社が勉強をしても仕方がない」などと考えている事業者が多いことがうかがえる。

     しかし、自社の事業を運営するだけでは得られないノウハウや意識改革のヒントを外部で得て、会社に持ち帰り、大きな改革を行った事業者は少なくない。そのような運送会社は元気なことが多い。「好調な会社は、積極的に外部との情報交換を行い、好調な会社の良い所をどんどん真似している。この過程で思いがけない人脈ができ、さらに好調な会社との縁が広がっていく」傾向はある。

     このような事業者は、色々な方面にアンテナを張り、先入観なく情報に接し、ノウハウをどんどん実践することで、会社が変化、活性化することを知っている。道内にはこのような事業者が比較的少ない印象だ。

     船井総研の橋本直行シニアコンサルタントは「経営者は外に出て勉強しないといけない」と話すが、記者も同じ意見だ。(玉島雅基)

     
     
     
     
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