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    一般人から一目置かれる存在に

    2011年10月21日

     
     
     

     九州地方のある運送会社が「苦情」をキッカケに国土交通省の監査が入り、3日間の営業停止になりました。営業停止になったのは中国地方に設置した一つの営業所です。



     「えっ! たかだか苦情で営業停止になるのか!」と驚かれる方も多いかと思いますが、実は「苦情」だけでは営業停止になりません。苦情をキッカケとして監査が入り、様々な法令違反を指摘された結果、営業停止になる場合もあるのです。

     では、「苦情」にはどんなものが当てはまるのでしょうか?

    国交省の監査基準によりますと、苦情について「巡回監査を行うことが必要と認められる場合」となっています。すなわち、「法令違反の疑いがある場合」ということになります。

     ですから、例えば公道で幅寄せや大幅な速度超過などの危険運転は該当するでしょう。読者の方は真面目な方が多いので、ないかもしれませんが、やはり「運転が荒いから、もっとドライバーを指導しろ!」という、お叱りの電話を頂いた経験のある方もいると思います。

     少し前までは「申し訳ありません。厳しくドライバーに指導しておきます」で大丈夫でしたが、今は大きく状況が変わってきています。技術の進歩で、ドライブレコーダーや携帯電話による動画撮影が一般人でも簡単にできる時代です。

     もし、トラックドライバーが幅寄せや強引な割り込み、あおりなどの危険な運転をしていれば、その状況を証拠として記録されてしまいます。そして、その情報を国交省に提供されてしまえば、国交省としては指導せざるを得ない状況となるのです。

     今回のケースでも監査で?長時間労働?ドライバーに対する指導監督不十分?運転者の健康状態の把握が不適切?点呼が未実施──という、長距離運行ではお決まりの法令違反を指摘されています。その結果、違反点数「29点」、3日間の営業停止になったというわけです。

     社会に残ってほしい運送会社かどうか。一般人はドライバーの運転行動をよく監視しています。プロドライバーとは「一般人から一目置かれる」ような安全運転ができる人のことです。

     「ドライバーのプライドをくすぐり、一般人からの苦情をゼロにすること」。運送会社の危機管理の一つですね。

     
     
     
     
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