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    しわ寄せは運転者に 三原じゅん子議員が訴え

    2011年12月15日

     
     
     

     参議院厚生労働委員会が1日に開催され、昨年11月に発足した運革議連の事務局長を務める三原じゅん子議員(自民党)が質問に立ち、「トラック運送業界は多層構造化し、実運送事業者の収受運賃は低下している。ドライバーはワーキングプアの状態にあり、追い詰められている」と小宮山洋子厚生労働大臣に訴え、労働環境の改善を強く訴えた。



     三原議員は「平成21年度で全業種におけるトラックドライバーの過労死の割合は17.9%と突出して高く、看過できない大きな問題」と指摘。また、「トラック運送業界は元請けが下請けに仕事を丸投げし、二次請け、三次請けと多層構造化しており、末端の実運送事業者の運賃が非常に低下している。運送事業者は有給休暇を取る余裕すらない」と強調。

     同議員が直接、ドライバーに行った聞き取り調査に触れ、「朝、九州に行って次の日は千葉といった運行を行い、ほとんど自宅に帰れないドライバーの月の手取り収入が25万円。時給換算すると約700円であった。あるドライバーは『高速道路で幻覚を見る』と話していた。会社も削るところは削り尽くしており、しわ寄せはドライバーの賃金に来ている。長時間労働し、過労死につながっている」と訴えた。

     小宮山大臣は「過労死は、トラックは特に多いと認識している。厚労省では改善基準告示を定め、労基署、地方運輸局と連携し、監督指導を徹底させて取り組んでいるところであるが、トラック運転者の労働環境の悪化については規制緩和による運賃競争、下請け取引状況と密接に関係している。国交省と連携を強化し、体制強化していきたい」と答えた。

     また、運革議連の岩井茂樹参議院議員(自民党)も同日開かれた参議院国土交通委員会で、トラック運送業の運賃制度について、国交省の認める基準運賃とその料金を順守させるための基準運賃料金算出システムの導入について質問した。(大塚 仁)

     
     
     
     
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