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    新トラック運送経営のヒント(4)将来の危機見抜き指示を

    2012年1月27日

     
     
     

     前回、ドライバーの健康管理に関する指導監督が重要というお話しをしました。この話を運送会社の社長や管理者にすると必ず同じような反応があります。



     「何度もドライバーに健康診断を受けろと言っても受けてくれないんです」「健康診断受診後、『要治療』のドライバーに再検査を受けるようにお願いしても受けてくれないんです」。大体このような反応(反論?)があります。

     確かに会社側は、それなりに努力をしている様子はうかがえますし、素直に指示に従わないドライバーに苦労しているのが伝わってきます。では、どうすればいいのでしょうか? この対処の仕方が、重大事故発生の確率を下げることができるかどうかの分かれ道となります。

     ドライバーが指示に従わないことに根負けしてしまうのは論外です。四の五の言わせずに強制的に命令してもいいのですが、ドライバーが納得していない場合には、その場しのぎの対策になってしまい、自分の健康管理をすることの重要性に気づかせることができません。

     ベストな方法は時間を少しかけて、ドライバーに「健康管理の重要性」を教育することからスタートすることです。せっかく今回のような、ドライバーの健康が原因となるバス転落事故という事例があるのです。まずはココから教育することです。

     たとえ「病気」が原因であったとしても、事故の被害者やその遺族、自社や同僚に対して結果的にどれほどの大きな迷惑をかけてしまうのか。ドライバー同士で話し合う機会を設けるのは決して無駄ではありません。
    そして、これらの教育の場を設けるためには「社長の明確な指示」がなくては実現しません。

     ドライバーは「短期目線」で物事を見る傾向があります。これは日々現場が忙しいため、ある程度仕方ないでしょう。

     それでは管理者はどうか? 私の知る限り、管理者もクレーム処理や配車手配など目の前の仕事をこなすので精いっぱいであることが多いです。結論を言いますと、社長ら経営層しかできません。

     「中長期目線」に立って「社員には見えない将来の危険」を見抜き、その対策の指示を出すこと。まさに運輸安全マネジメントでいうところの「社長の主体的関与」が強く求められる場面ですね。

     
     
     
     
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