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    中古トラック買い取ったものの売れ残り 返金求める買取業者

    2012年6月11日

     
     
     

     「どこよりも高く買い取ります」や「即現金で買い取り」など言葉巧みに、ファクスや電話で中古トラックの買い取りを勧誘してくる業者は少なくない。しかし、買い取った車両を「売れないから運送事業者に返金を求める」といったトラブルが発生しているという。トラックを売却するときは十分な注意が必要だ。



     大阪府南部に本社を構える運送事業者は新車登録から7年が経過した車両を、大阪市内の買取業者に売却。300万円を超える金額で買い取ってもらえたという。同社はこの買取業者と売買契約を結び、車両を持ち帰ってもらった。車両は売却までの期間、ドライバーが存在しないため、車庫代わりに点検をかねて修理業者に預け、買取業者が直接引き取りに訪れて持ち帰ったという。

     その後、何か月か経過したころ、売却した車両の登録が抹消されておらず、減車できないことに運送事業者は気付いた。買取業者に連絡すると、「車両がエンジンの不調で異音が発生してオークションで売却できない状態にあり、車両を返却するので買い取った全額を返還してほしい」と、思いもよらない話となった。

     トラックを売却した運送事業者は、預けていた修理業者にエンジンの異音について聞くと、「何の問題もなかった」と説明され、このことを買取業者に伝えると、「実際に異音があり、それが原因で売却できない」と主張し、改めて金額の返還を求められた。運送事業者は売却代金を、すでに次の車両の購入費の頭金として支払っているため、手元にそのお金がないことを買取業者に伝えるが、「不良車両を買い取らせた」として返金を求めるばかり。同社は法律の専門家に相談し、返金には応じないとして、法的措置も検討していることを買取業者に連絡。

     その後、買取業者から連絡は途絶えたが、現在でも車両は登録を抹消されていないため、減車も出来ず、さらに「当社の名義のまま悪用されないか心配だ」と話す。

     今回のケースについて、大阪府下で約20年以上、トラックや業務用機械などの買い取りを行う業者は「現在、中古トラックがダブついていて、買い取った金額よりも大幅に値下がりしている。高額で買い取り、いざ売れなければ買い取った先に連絡し、金額の返還を求める新手の買取業者も現れており、大阪府下でも同様の手口でトラブルになっているケースも多い」と説明。

     さらに「本来、中古車の買い取りに関しては水没、事故など業者に告知して買い取りされることが大前提。万一、水没した車両であることを告げずに買い取りを求めて、後に発覚したなどでは買取金額の返還は求められる。ただ、何の問題もないのに、売り先がつかないなどの理由で返金を求めることはありえない。信頼できる業者に買い取りを求めることが大切」と話す。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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