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    危険! 高速で「後ずさり」 乗り過ごしも課金なし

    2012年9月5日

     
     
     

    deguti_0903.jpg 高速道路の出口付近で「停車」や、後続車の様子をうかがうように「後ずさり」する車両が後を絶たないという。そうしたクルマの存在が重大事故の引き金になるケースも予想されるが、目的地のインター出口を通過して慌てたドライバーが、ジワッとバック走行で目的ポイントへ戻ろうとする危険な行為。時間帯などの料金割引をフル活用しながら「ビタ一文のムダ金も払いたくない」というような高速ユーザーらの無謀運転に対し、道路管理者の高速会社では「仮に乗り過ごしてしまった場合でも、次の料金所で所定の手続きを取れば上乗せで課金されることはない」と呼び掛けている。



     西日本高速道路の管内で、平成20年までの5年間に寄せられた「逆走車両」の目撃情報は約2000件にのぼり、それが原因で発生した84件の事故で9人が死亡している。一方、この数字には含まれていないものの、「目的地のインター出口を通過してしまったのか、バックで走行してくる車両を見掛けることもある」と、長距離路線を走る長崎ナンバーの大型車ドライバーは話す。

     危険行為の背景には平日と休日、さらに時間帯ごとに設定された料金割引をフルに生かしたいというドライバーの思いもある様子。「ETC車向けの割引で、例えば100キロまでなら半額になるのに、乗り越したことによってムダな料金を払わないといけないからではないか」と、山陽自動車道・下り線の瀬戸パーキングエリアで休憩していた乗用車の男性ドライバー。また、「目的の出口を通過してしまったことで焦り、路肩に停車してしまったことがある」と打ち明ける女性ドライバーもいた。

     料金の問題だけでなく、時間に追われてバック走行などの危険行為に出るドライバーも散見される現状を踏まえ、道路会社では「次の料金所で(乗り過ごしたという)事情を係員に申し出てもらったうえ、いったんETC車も一般レーンから流出。誘導に従って再び一般レーンから高速道路に流入してもらうことになるが、その際には発券を無視して通過してほしい」(西日本高速道路・本社広報)と説明。一般車両の場合も同様に、発券を取らずに係員の誘導に従って一般レーンから再流入することで余分な通行料金が課されることはないという。

     ゲート通過のタイミングなどによっては、いったん課金されるケースもあるというが「請求時に差し引きする格好で、きちんと調整される」(ETC車の場合)。ただ、いわゆるハーフインター(上り・下りの一方向にしか出入りできないインター)の場合は別で、乗り越しにともなう通行料金の調整は適用されない。「いったん一般道路へ出てしまう形になるハーフインターなどの場合、所用を済ませてから戻って来るケースもあるため、その区別が判断できない」(同広報)というのが理由だ。中国池田インターや中国豊中インター(いずれも中国自動車道)などがこれに当たる。(長尾和仁)

     
     
     
     
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