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    荷主よりドライバーを考慮 待機時間長い配送は高運賃でも断る

    2014年3月20日

     
     
     

     国交省では2015年、全国のドライバー不足が14万人に達すると予想しており、今後さらに深刻化すると予測されている。長時間待機させるような荷主の荷物は、ドライバーが嫌がれば運送会社が断ることもあるようだ。



     大阪府泉北郡の金属関係の荷物を輸送する運送会社の社長は「ドライバーが嫌がる仕事は、いくら運賃が高くても断ることが多い」と話す。

     「ドライバーは毎日、朝早くから荷物を積載して文句も言わず走ってくれている。しかしドライバーは、夜積みで長時間待機させられたり、早朝の配送で次の輸送が予定されていても、なかなか荷物を下ろしてもらえないなど、1日の予定が大幅に変更されることは避けたい。ドライバー自身は配送に遅れることなく、計画通りに輸送業務を行っているが、荷物の積み下ろしによる大幅な時間ロスは、次の仕事や翌朝の仕事に大きく影響する。そういった荷主の勝手などもあって、ドライバーという職業に労働者が魅力を感じなくなってきているのでは。こういったことを荷主企業も運送会社も考慮していかなければ、ますますドライバー不足は深刻化していくだろう」と話す。

     また、同東大阪市の建設資材や雑貨を輸送する運送会社でも、「ドライバーは待機時間の長い仕事は基本的に嫌がる。また、法的にも長時間労働は厳しく世間からも認められなくなっている。最近ではドライバーを雇い入れている運送会社でも、法律厳守から未払い賃金問題などの発生も脅威に思っており、これらを考えればドライバーが嫌がる仕事は受けないのが一番」と語った。

     同高石市の金属や建材などの輸送を行う運送会社も「積み下ろしの遅い荷主や配送先はドライバーにとって慌てる原因になる。また、配車担当者が『この荷主のところは積み下ろしが遅い』と話せば、その荷主からの仕事の依頼を断ることも考える。配送時間は交通事情などで予期せぬ事態が起こり、ロスが発生することもある。これに拍車をかけるように、配送先などで時間のロスが発生すれば、それだけで代わって集荷・配送するドライバーが1人取られてしまい、会社全体に影響してしまう。最近では、荷主によって多少の時短は進んできているものの、やはり積み下ろしで長時間待機させられることもある。荷主や運送会社が共に協力し、積み下ろし時間のロスをなくすことも必要かもしれない」と指摘している。

     
     
     
     
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