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    脱税軽油の利用再び 船舶、重機燃料、寒冷地用燃料販売も…

    2014年6月9日

     
     
     

     燃料価格の高騰が再び発生し、さらに今年4月からは消費増税で軽油価格もリッター当たり120円を超え、130円に達しようとするなど異常な価格帯になっている。そんな中で再び、脱税軽油を利用する運送事業者も増えているようだ。



     大阪府の運送A社では、「最近、船舶燃料を利用する運送事業者が増えているようだ。船舶燃料は軽油価格に比べて約10円近く安い。当社でも古い車両(新車から5年以上の車両)については、この船舶燃料が利用できると聞いているが、それでも車両の故障などが怖くて利用していない」と語った。

     また、同府下の別の運送B社は、「当社では、燃料販売業者から低価格とのことで補給していた燃料が脱税軽油だった。当初は知らずに使っていたが、最新の車両(ここ1年程度の新車)の噴射ポンプが故障し、燃料を調べてみると船舶燃料の重油であったとわかった。現在、同販売業者の燃料は使用していない。価格帯は通常の軽油に比較して8円ほど安いが、噴射ポンプの修理は1台40万円の修理費が必要。8円程度の安さで、40万円の修理費をかけていては意味がない」と語る。

     近畿圏内の燃料販売業者は、「船舶燃料は基本的に重油と軽油の間ぐらいの茶褐色(ほうじ茶のような色)をしている。それを軽油の色に合わせるために灯油を混ぜており、検査などを行えばクマリンが摘出されて脱税軽油だとわかる。入手については、燃料販売会社にもよるが、船舶燃料や重機への燃料販売を行うところが免税燃料として使用するための手続きを行い、運送事業者などに横流ししているのかもしれない」と説明してくれた。

     また、同府下の運送C社では、「最近、東北方面など寒冷地で使用されている軽油が低価格で販売されている」と話す。「東北地方では燃料の凍結を避けるために灯油が若干混ぜられており、クマリンも含まれていない灯油であることから、検査でも脱税軽油とは判明しにくい。当社にも飛び込みで来た燃料販売会社の人が、『正規の軽油より2〜3円程度安い』と勧めてきたが、当社では新型のトレーラも存在することから丁重に断った」と話した。

     最近では船舶・重機燃料に加えて、寒冷地用燃料販売もあるようで、燃料価格の異常な上昇が再び脱税軽油への流れを誘発しているのかもしれない。

     
     
     
     
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