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    海コン走行中に路上に油漏れ 積み荷詳細知らされない現状

    2014年9月11日

     
     
     

    truck4_0908.jpg 国際海上コンテナ輸送では、輸送する運送事業者やドライバーは一切、積み荷の詳細について知らされておらず、積み付けについてもどんな状態になっているかわからないというのが現状だ。このため、過去には積み荷の積み付けなどが甘い状態で輸送し、コンテナの中で荷崩れや片荷状態となったまま走行し、横転するという事故も発生している。



     先日、大阪府内で海コン輸送車両が数十?に渡り道路に油をまき散らし、その付近でスリップによる事故が30件以上発生した。警察では、府内の運送会社の車両が海コンから植物油を漏らしたまま走行したとみて、過失運転致傷の容疑などで同社ドライバーに任意で事情を聴いていると一部で報道された。

     この情報に対し、同業の海コン輸送業者からは、油漏れを起こした海コン事業者やドライバーに対し同情の意見が寄せられている。大阪府堺市で海コン輸送を行うA社は、「海コン輸送の運送事業者やドライバーは常に積み荷の内容を一切知らされていない。積み付けの状況や荷姿なども確認できず、仮に劇物であっても安全なものなのかどうか何もわからない状況。そういった中、運送事業者とドライバーだけに責任を求められるのはどうなのか。他人事と思えない。実際、当社でも2年前に海コンの積み荷が傾き、ドライバーが死亡する事故があった。国は積載国や荷主に対して積み荷の適正な積み方や積み付けなど、安全輸送のための適正な措置を講じるべきだ」と、国や行政に対して法律の規制を求めている。

     一方、同じ海コン輸送でダメージコンテナ(積み荷がすでに崩れてコンテナが破損した物や極端な片荷になった物)を輸送するB社は、「数か月前に同様の油(植物)のダメージコンテナの輸送を依頼された。コンテナの中身が一部見えたが、ポリタンクに植物油が入っており、適正な積み付けを行っていなかったために積み荷がコンテナ内部で荷崩れして、コンテナの一部が膨れ上がって破損したようだ。このため、当社が専用のトレーラで輸送した。同様のコンテナの輸送は、ここ最近で2回ほど行っており、路上で油漏れを起こした海コンもおそらく積み付けが不適切で、油の入ったポリタンクが何らかの原因で荷崩れを起こして破損。そのまま走行し、コンテナから漏れ出した油を路上にまき散らす事態になったと予想される」と話す。

     B社社長も「コンテナの中身について何も知らされず、荷物の状態も把握できない。輸送前に積み荷の状況や積み付け状態が確認できるようにしないと、今後も海コン輸送の安全は確保できないのでは」と、国や行政に対し海コンの中身や状況把握ができる施策を求めた。

     
     
     
     
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