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    ドライバー不足でも人選は慎重に 同業他社からの転職希望者が…

    2014年10月31日

     
     
     

     4?や2?車などを保有する運送会社では、現在の普通免許で運転できる総重量5?未満の車両を購入し、ドライバー育成に取り組んでいる。しかし、大型車やトレーラのみしか保有していない重量物や鋼材、海コン輸送業者ではドライバーの育成は困難のようだ。大型やトレーラ免許を取得しているドライバーの採用を懸命に行っているが、なかなか人材の確保は厳しいようで、同業他社から転職してくるドライバーは面接の段階で断るケースもあるという。



     大手鋼材メーカーの鋼材を輸送する大阪市の運送会社社長は、「先日、同業他社のドライバーが面接に訪れた。長年トレーラに乗っていて、給与も40万円程度。同ドライバーは当社のドライバーから仕事内容などを聞き、当社への転職を試みたという。しかし、当社は賃金面で他社と比較して低額であることから、『家族と相談したうえで、転職を考えて見ては』と説得した」と話す。

     なぜ採用を考えなかったのかと尋ねると、同社社長は「当社は土曜日も休みで、輸送も近畿県内で走行距離が非常に少ない。しかし、賃金は他社と比較して5万円から10万円近く低い。転職を求めてきたドライバーが現在勤めている運送会社では、長距離で月に数回しか家に帰れないようなハードな運行形態だが、その分、給与は40万円を超える」とし、「やはり生活が一番大事。『長距離もなく楽な仕事』と思い転職を考えたようだが、家庭を持っているなら10万円近く収入が減ることを、しっかりと家族と相談してほしい。納得したうえでなければ、当社に転職してよかったと思えない場合もある。その結果、再び同業他社への転職を考えてしまう可能性もある」と話す。

     また、「管理職からは『せっかくの人材なのに…』と言われるが、自社のいいことばかりをアピールするよりも、正直に当社の体制や賃金面を説明することも必要。そのうえで納得して入社してもらうことが、トラブルや即退社という事態を避けることにつながる」とし、人材不足の状況でも人材確保には慎重になることが大切と考えている。

     実際、大阪府堺市に本社を構える運送会社では、同業他社からの転職者を採用したものの立て続けに事故を起こし、会社に損害を与えるというケースがあった。同社ではその後、他社からの転職希望のドライバーであっても面接や試用期間を設け、他のドライバーや管理職からの評判などを慎重に検討してから採用しているという。

     同社社長は「事故の大小に関わらず、事故を起こすドライバーは普段から慎重さに欠けているようだ。よい人材であれば前会社も手放さないだろう。そうした事情もよく考えて採用を行わなければ、トラブルや事故多発などの事態になりかねない。大型車やトレーラなどのドライバーが不足している中でも、慎重に人選することが必要」と語った。

     
     
     
     
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