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配車マンの裏切り 配置のリスクとトラブル
2015年12月22日
運送会社にとって「配車マン」の存在は大きい。日々の仕事の段取りを組み、ドライバー、そしてトラックを管理する一方、場合によっては荷主との交渉窓口にも立つ。いわば、会社の要の役割を果たしている。そのため、配車マンを置かずに事業者自らが配車を行っているケースもあるものの、配車マンの育成は事業者にとって最も重要な仕事の一つでもある。ただ、この作業には大きなリスクもあり、なかなか容易なことではないようで、事業者と配車マンのトラブルは後を絶たない。
千葉県の運送会社では、高校を卒業して入社してきた若者を一から育て上げ、配車を任せるようになったという。同社社長には、「ドライバーからスタートさせ、運送のイロハを教え込み、事務所に上げて配車マンとして任せられるまで育て上げた」という自負があった。しかし、信頼していたはずの配車マンはそんな同社長の思いも知らず、裏で恩をあだで返す仕打ちをしていたという。同社長によると、その配車マンは知人と別会社を作り、同社長に分からないように、そこを荷主に仕立てるなどして手数料を収受するという、いわば「背任行為」を行っていたのだという。他の労使問題がきっかけで発覚したが、すでに10年以上に渡って背任行為を続けていたようだ。(詳しい内容は、物流ウィークリー12月21日号に掲載しております) -
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