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ドライバーの突然死 適正な健康管理と法令順守を
2016年3月23日
ドライバーが勤務中に心筋梗塞で亡くなったという運送事業者に話を聞いた。同社は建設現場などへの建材輸送が中心で、土曜日でもほとんどのドライバーが出社しているという。勤続年数が長いドライバーが多く、50〜60代も多く働いている。
昨秋、同社の勤続20年になる60歳のドライバーが、配送先で荷下ろしのためにトラックを降りた途端に倒れてしまったという。配送先が救急車を呼んで、そのまま病院に運ばれたが、ドライバーは帰らぬ人となった。その後、警察が調査を行い、死因を調べたところ、心筋梗塞によるものだったという。この後、同社の許認可などの申請を請け負う顧問の行政書士から、「勤務中に亡くなったため運輸局からの監査なども行われるのでは」と言われたが、同社では労基法や道交法などは厳守しており、ドライバーに健康診断も適正に受診させていたことや、極端な長時間労働などを行っていなかったため、運輸局の監査は行われなかった。(詳しい内容は、物流ウィークリー3月21日号に掲載しております) -
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