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段ボールに傷で弁償、納得できぬ 配送後にクレーム
2017年6月30日
大阪府で地場輸送から長距離輸送を手掛ける運送事業者は、荷主からのクレームに怒り心頭だ。クレームは食品の配送をしたときに発生した。同社に商品の入っている段ボールに5??ほどの傷が入っていると連絡が入った。ドライバーも積み込み時や荷下ろし時に商品を確認していないこともあり、商品の返品と弁償金を支払うことになった。
同社長は「こちらにも確認を怠った落ち度はあるが、配送が終わって数時間がたってからクレームを言われても腑に落ちない。その場で言われれば納得できるが、後からなら何とでもいえる」と話す。また、「商品を保護する段ボールに傷が入っているからと言って、ケースごとの弁償金にも納得がいかない。商品もすべて荷主側に取られたので、より不快感を覚えた。転売などの心配があるのはわかるが、そこまでする気も起こらない」と嘆く。同社は今後、ドライバーには必ず商品を現場の人と確認することを徹底し、今回のようなケースをなくすよう社内で情報の共有を図っている。「今回は、高い授業料を払ったと思いあきらめるが、今後はしっかりと予防策を考えて取り組んでいく」と話す。関連記事
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