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物流ニュース
オアシススタイルウェア スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」
2020年3月30日
オアシススタイルウェア(東京都港区)は、作業着としての機能性とフォーマル感を両立させたスーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」を企画・販売している。
2018年3月の発売開始以来、様々な業界で話題を呼んでおり、単月の売り上げ目標の5倍を達成、法人の導入企業は350社を超える。
昨年12月には、食品資材の開発などを手がけるヨネヤマ(神奈川県川崎市川崎区)が配送ドライバーのユニフォームに採用するなど、物流業界でも広がりを見せる。
同製品は、独自素材「Ultimex(アルティメックス)」を用いることで、高いストレッチ性や防水・速乾・撥水性を実現。オアシススタイルウェア企画グループの素原勇人氏は、「水道工事業を手掛ける当社のグループ会社で試験導入し、2年かけてフィードバックを重ねてきた。現場からは当初、『作業するための服ではない』など、厳しい意見も出たが、それらを地道に製品に反映させてきた」と開発の苦労を振り返る。
現場のリアルな声と同社のノウハウを生かして完成した同製品。「従来の作業着と同様に、毎日洗えるのはもちろん、速乾性も魅力の一つ。3時間程度で乾くため、深夜に帰宅して早朝出かける時でも洗濯できる」と胸を張る。
「かっこいい服を着ることによって責任感が増したり、モチベーションアップや愛社精神の醸成など、いわゆる『ユニフォーム効果』が期待できる」と説明する同氏。さらに、「スーツを毎日着ていた元営業マンなどのホワイトカラーからの転職者が違和感なく働き出せるなど採用活動にも良い影響を与え、離職率も下がる傾向にある」とし、「一般的な作業着と比較するとたしかに割高ではあるが、求人費用の削減などといったトータルコストを考えると、それらを上回る価値があると自負している」と語る。
実際に導入した配送系の企業からは、「印象が格段に良くなるので顧客とのコミュニケーション向上につながる」といった声が寄せられているという。「特にオフィスビルに出入りするドライバーには非常に好評」。
素原氏は配車マンや事務職にも着用を勧めている。「現場に出るドライバーか内勤者かに関わらず、みんなが同じユニフォームを着ることで一体感が生まれ、職種の垣根を超えて職場の雰囲気が良くなる。ぜひ、導入頂ければ」。
◎関連リンク→ オアシススタイルウェア
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