ＥＴＧＪａｐａｎ（東京都大田区）は、リフトマンの熱中症対策として、フォークリフトに取り付け可能な気化式冷風機「エヴァポ・クーラー」を開発した。

ミストが気化することで最大７度Ｃに冷却された空気を、ファンを使って吹きつけ、熱中症の予防に効果的と言われる首筋を冷す。

ターボファンは３段階でのスピード調節が可能。価格は１セット（ファン２個）で１２万円（税別）。

同社の浦上航太社長は、「低コストで環境に優しい。濡れないミストで涼しい風を感じながら、快適に作業を続けて頂ける」と説明。「わずか65Ｗと少ない消費電力で、バッテリーに負担を掛けずに最大限の冷却効果を実現する」とし、「冬場の加湿にも使える」とも。

同社長は、「炎天下でのフォーク作業は負担が大きく、労災に繋がりやすい。労働環境の改善で採用頂くことが増えており、働き方改革の一助として活用頂ければ」と語る。

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