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物流ニュース
岡ト協 エコタイヤ導入助成を新設
2009年3月17日
【岡山】岡ト協は5日、正副会長会議および総務・交付金運営委員会の合同会議を開き、平成20年度の交付金予算の最終補正案や次年度の事業計画などについて協議した。
また、新長期規制適合車の導入助成や信用保証料助成など既設制度の拡充に加え、エコタイヤの購入を後押しするための新規の補助事業についても検討しており、次回の理事会で承認を得たうえで4月からスタートさせたい考えだ。
20年度の予算補正は、新長期規制適合車や可動式突入防止装置(バンパー)の導入など交通安全・環境対策として予定していた各種助成金の最終見込み額や、大型車対応コースへの改修工事にともなう自動車運転練習場の事業費などが明らかになったことを受けたもの。大型コースの整備費などが当初の見込み額を下回る結果となった半面、低公害車やEMS機器の導入補助、信用保証料助成の申請件数が増加したことで支出科目の配分について協議した。
一方、21年度事業では同年度内の完成をめざす大型コースの2期工事に加え、燃費向上による二酸化炭素の削減を目的としたエコタイヤ導入助成事業を新設する方針。同様の補助事業は静岡や岐阜、三重、山口の各県ト協も手掛けており、新しくエコタイヤを購入する会員事業者を対象にコスト負担の面でサポートする。
助成申請書は4月1日から来年3月25日まで受け付ける予定だが、予算枠に達した時点で打ち切りとする考え。会員事業者が同年度内に新しく導入・装着し、支払いが完了したエコタイヤ1本につき2000円を補助する格好で、1事業者当たり10万円(50本)が限度。交通事故防止・環境対策基金からも3000万円を取り崩すなどして対応することにしている。(長尾和仁記者) -
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