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運送会社
福岡ロジテック WebKIT表彰、成約件数6連覇を達成
2020年10月2日
福岡ロジテック(永山浩二社長、福岡県粕屋郡宇美町)は、日貨協連が毎年実施する、ID数の増加や成約件数などを評価、WebKITの普及に貢献のあった組合や組合員を表彰するWebKIT表彰で、組合員の部「荷物情報成約件数部門」、並びに「車両情報成約件数部門」ともに、第1位を獲得したとして表彰を受けた。
永山社長によると、今年6月に愛媛で行われる予定だったトラック事業協同組合全国大会の場で令和元年度の表彰式が行われ、そこで表彰されるはずだったが、新型コロナの影響で全国大会開催が中止となったため、表彰式もなくなった。そのため、表彰状は郵送で同社に送られてきた。
賞状を前に、同社長は、「どちらも1位を獲得できてうれしい」と話す。令和元年度の1位獲得によって、同社は6年連続、6連覇を達成。毎年1位を獲得する同社だけに、容易に獲得しているようにみえるが、そこには、並々ならぬ取り組みがある。「今回は正直、最後まで1位になれるかわからず、不安もあった」と本音をのぞかせる。
同社長によると、6年前は年間1億円くらいの取扱い金額で1位を獲得できたというが、組合員数が増え、競争が激しくなり、今は1位になるには、年間6億円の取扱い金額が必要だという。1位を獲得するには、毎年、1億円の上積みが必要で、同社はそれを達成してきたわけだ。
永山社長が1位にこだわるのには、それなりの理由がある。「日本一の山は富士山だが、その次はわからない。日本一の湖は琵琶湖だが、その次は分からない。1位にならなければ、誰も覚えてはくれない」とし、「大手でもない中小企業の福岡ロジテックという会社を知ってもらうには、1位を獲得することが最も効果的な取り組みだった」と、同社長は指摘する。
「親切を売れる会社」が同社並びに同社長が掲げる理念であるが、「数ある運送会社の中で、選ばれる会社にならなければ勝ち残っていけない。信用を失えば会社は成り立たなくなる」とし、「常に親切を持って接し、今後もネットワークを広げていきたい」と話す。
令和2年度も第1位を獲得し、7連覇の偉業に挑む。元年度の荷物の成約件数は1727件、車両の成約件数は1692件、取扱い金額は約6億円での第1位獲得だったが、今年度は、「取扱い金額の目標を7億円とし、成約件数もさらに上乗せしていきたい」と話している。
◎関連リンク→ 福岡ロジテック株式会社
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