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物流ニュース
エコドラコンテスト「5000事業所の参加めざす」
2009年5月21日
環境省と環境再生機構が主催し毎年開催されている「エコドライブコンテスト」は、今年も11日から参加企業を募集している(締め切りは7月31日)。後援には全ト協、日本ロジスティクスシステム協会などのほか、日本損害保険協会が新たに加わった。
参加数も年々増加しており、今年度は5000事業所・車両17万5000台の参加を目標にしている。
環境再生機構の望月部長
今年度で6回目を迎える同コンテストは、エコドライブ活動の全国普及を目指し、参加費は無料。参加対象は全国の事業者で自社車両を保有する企業。業種や営業用、自家用は問わない。
同機構の望月時男・予防事業部長は「車両条件にもよるが、エコドライブによるトラック1台あたりの年間CO2削減量は1t。継続的に効果が発揮できる」と説明。「運送業者はエコドライブに熱心で、参加企業でも上位になっている。ここから他業種にも広げていきたい」と期待する。
昨年度の参加企業数3860事業所のうち、運送業が1546社で約40%を占め、次いで製造業(776社)、サービス業(541社)となっている。入賞者も、環境大臣賞はダイコー商運、理事長賞に上越運送、藤森運輸、優秀賞は栄光運輸と、上位5社のうち4社が運送事業者だ。
同コンテストは参加無料で、エコドライブ実施状況をアンケートに記入するだけで参加できる。ポスターやステッカーなどの啓発グッズ、参加証明書が提供され、社内の活動推進に役立つ。
次のステップに進みたい企業は、任意で燃費データなどの資料を添付し、コンテスト審査に応募する。上位入賞予定となった企業には、審査委員会が訪問調査して審査される仕組みだ。
今年度からエコドライブセミナーも開催する。6月10日の東京を皮切りに、埼玉、茨城、名古屋などで、ダイコー商運など受賞企業の活動報告や、学識経験者による基調講演が行われる。
同コンテストにはホームページから参加・登録できる。URLは、http://www.ecodrivejp.com/この記事へのコメント
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