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    「事業分野の間口広げる」、新規事業者の奮闘

    2009年6月17日

     
     
     

     今春、新たに一般貨物運送許可を得た家族経営規模の事業者が、自社の事業分野の間口を広げることで付加価値を高めようとしている。


     この事業者は、父の代に始めた軽貨物運送を引き継ぐ一方、10年程前から印刷業を兼業してきた。運送許可を取得したのは、これまで顧客からの運行1回あたりの物量が増えたことに対応するためだ。
     軽貨物専業時代にも既存客の要望に応え、名刺の発注や社名入りのステッカーの作成を頼まれるたび、手持ち資材の有効活用はもちろん、新たな投資を積み重ねてきた。今では金属板へのカッティングも再委託などの仕事を受注し、「顧客から重宝されているみたいです」と話す。
     事業分野の拡大は、顧客の間口を増やすことで事業基盤を安定させるのとは逆の方向性だが、「運ぶ物がないなら雑用でもありませんか」という姿勢で不況に負けない経営をめざす。(西口訓生記者)

     
     
     
     

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