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物流ニュース
単発アルバイトマッチングアプリ「スキマワークス」 スピーディーさが強み
2021年2月12日
単発アルバイトのマッチングサイト「スキマワークス」を運営しているスキマワークス(東京都港区)は、「働くに新しいつながりを」をビジョンに、「働くの不合理をフェアにする」というミッションを掲げている。同社を率いる赤荻心社長は、「すぐ働いてほしい企業とすぐ働きたいワーカーをマッチングする」と説明する。
同サイトを立ち上げてから1年半ほどで導入企業は1600事業所、ワーカーの月間訪問数も20万人を達成するなど軌道に乗っている同サービス。昨年12月には、オープンロジ(東京都豊島区)との連携も発表した。同社長は、「大手総合物流企業でも導入が増えている」と語る。
ワーカーは20代から30代が6割強。「物流企業からは『若くて元気な人が来てくれる』と喜びの声をいただいている」という。
同サイトの特徴について、「とにかく人を集められる」点を挙げる。「応募者の母数が多いことで90%以上のマッチング率を叩き出しており、平均4時間で応募が集まるなどスピーディーさも強み」と胸を張る。「スキマ時間に働けて、その日のうちに給与が支払われることがワーカーさんにとって大きなインセンティブになっており、なかには電車で1時間かけて勤務地に足を運ぶ方もいる」という。同サービスでは、条件をクリアしたワーカーを自動的に採用する「自動マッチング」機能と、年齢や勤務経験といったワーカーの情報を見て企業側が選べる「選択マッチング」機能を用意。「ある程度まとまった人数を募集する倉庫内作業の場合は、前者の機能を利用される企業が多い」。
なお、同じワーカーに応募して来てほしい時は、「チーム機能」を利用することで、募集していることをLINEで通知できる。
「スキマバイトを有効活用する上で欠かせないのが業務の切り出し」と指摘する同社長。「正社員以外でもできる仕事を分割する際には、当社スタッフが現場に伺い、どのような作業が切り出せるのか、マニュアル作成もお手伝いする」という。「ワーカーさんとしても応募する際にマニュアルで仕事内容を把握できることは安心感につながる」。利用料金は、交通費を含む日当の30%(税別)。メタップスペイメント(東京都港区)との協業により、即時立替払い機能も提供。企業側は月末締め翌月末払いとなる。
「良い人材がいれば自社雇用につなげていただいても問題ない」と語る赤荻社長。「派遣と求人広告の良いところ取りの当サービスを試してほしい」と呼びかける。
◎関連リンク→ スキマワークス株式会社
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