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    東洋マーク製作所 新型アルコールチェッカー販売開始

    2009年10月26日

     
     
     

     6月の道路交通法改正で飲酒運転に対する罰則がさらに強化され、酒気帯び運転への基礎点数が呼気1Lにつき0.25mg/L以上で25点(免許取り消し・欠格期間2年)と、いわゆる「一発免取」の処分が下される。
     飲酒運転は社会悪であるとともに運送事業者にとっては、たった1人の運転者の飲酒運転で会社存続の危機につながりかねず、日ごろからの運行管理が何よりもまして重要になっているのは間違いない。


     東洋マーク製作所(阿部一道社長、大阪府八尾市)は、飲酒運転が厳罰化された平成14年からアルコールチェッカーの開発・販売を手がけ、これまでバス、タクシー、トラック運送会社を中心に全国に約20万台以上の出荷実績がある。現場ユーザーの意見を積極的に採り入れて製品の改善を重ねているが、このほど新製品であるハンディタイプ(ACー009ST・ACー010)の販売を開始した。
     新製品(ACー009ST)の最大の特徴は検知センサーが顧客先で交換できるという点である。アルコールチェッカーは、呼気による唾液やホコリなどで汚れると検知能力が低下するため、必ずセンサーの交換が必要になってくる。
     従来の製品ではセンサー交換のためにはメーカー側に製品を本体ごと送付する必要があり、運行管理を行う事業者側にとっては製品送付の間、アルコール検知が出来ないなどの問題があった。
     しかし、今回の製品は検知センサーが事業者側で交換できるように改良したため、予備センサーがあれば時間的なロスなく継続してアルコールチェックを行うことができる。
     ACー009STはアナウンス付きパソコン管理ソフトセット。専用のデータ管理ソフトを使用することで、測定した日付、測定時刻、測定値といったきめ細かいデータ管理が可能。また、Webカメラと連動させることで、本人確認と画像の記録もでき、遠隔地からの運行管理にも効果が期待できる。検査時にアルコール反応があった場合には使用画面をロックし、不正を防止できる。
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     同時発売するハンディタイプのACー010は、電気化学式センサー(燃料電池式)を搭載。アルコール以外の物質にはほとんど反応せず検知精度が非常に高いのが特徴だ。
 現在、同社では据え置き型のAC―011を開発中。これは従来からの半導体式と新たな電気化学式のセンサーを備えたもので、ランニングコストを低く抑えられえることができる。パトライトも装備し管理面も強化している。
     同社では1年間の無料メンテナンスのサービスを実施している。同製品の問い合わせは東洋マーク製作所、電話072(924)0811番。

     
     
     
     
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