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物流ニュース
【特集・ドライバーの日(12)】絆深める親睦会
2009年10月29日
天理総合運輸(鳥山幸男社長、奈良県天理市)はパート社員を含め総勢120人の社員を抱えるが、同社では社員同士の交流に積極的に力を入れている。社内には様々な愛好会があり、社員同士がスポーツや趣味を通じて交流できる場を提供。また、年1回の親睦旅行は創業以来、欠かしたことがない。
愛好会はソフトボールやボウリング、ゴルフ、釣り、よさこい、空手、三味線の七つで、社員の3分の1はいずれかに属している。社員以外にも、社員の家族らが参加して交流を深めている。
最近、特に人気を集めているのが、5年前に出来たよさこいだ。そろいの衣装で華麗な踊りを披露するが、4歳から35歳まで30人が所属。週1回の練習を行い、市民祭りなどの催しでパフォーマンスを披露している。
また、親睦旅行は好不況に関係なく毎年行っており、今年は2月に、広島市の原爆ドームやNHK連続テレビドラマの舞台となった島根県を観光した。鳥山絹代常務は「仕事上、個人プレーになりがちな業界だからこそ、愛好会や親睦旅行などを通じて社員同士の『絆』を深めていく必要があると思う」と、社員同士の交流の重要性を訴える。
また、「原爆ドームを訪ねたのは、社員らに人を思いやる気持ちや命の尊さを考えてもらいたいから。日々握るハンドルに、家族の幸せがかかっていることを認識してもらいたい」と話している。この記事へのコメント
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人を思いやる気持ち、残念ながら社長の思いは運転手には伝わっていませんね。
我が運転してるのしか見ませんよここのトラック。