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物流ニュース
【特集・ドライバーの日(13)】リフレッシュ空間を提供
2009年10月29日
ストレス社会の現在、生活時間の大半を過ごす職場で快適な職場環境づくりが求められている。重量物や精密機械、一般鋼材などの重機トレーラー輸送を手掛ける脇田運輸では、休憩室にトレーニングルームを設け、リフレッシュ空間を提供している。
脇田隆二会長の「色んな形で仕事にゆとりが持てれば」という思いから、数十年かけてトレーニング機器をそろえた。ダンベルやプレスベンチ、ランニングマシーン、血圧計などフィットネスジムさながらの設備だ。
トレーニングルームわきにはソファが置かれ、大型液晶テレビやDVDレコーダー、シアターセットが備え付けられ、休日に従業員の家族が訪れても、子どもが暇をもてあまさないようマンガのDVDなどもそろえられている。脇田浩二社長も「福利厚生施設として、精神的なストレスやメンタル面の疲労解消につながれば、それだけ交通事故の削減につながってくる」と捉え、快適な職場環境を念頭に置いている。
今年71歳となる脇田会長自身も、仕事終わりに率先してトレーニングを行い、精神と肉体の健康管理に努めている。「渋滞など交通環境にストレスを感じることが多くあると思うが、プロドライバーとしてハンドルを握っている以上は安全運転が基本。ストレスの解消とメンタル面の強化につなげてもらいたい。健康があってこそ、ゆとりを持った仕事ができる」(会長・社長)と語る。この記事へのコメント
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