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物流ニュース
【特集・ドライバーの日(14)】ホットドッグ食べ放題
2009年10月29日
山本水産輸送(山本新吾社長、岡山市中区)の本社事業所に6日、ホットドッグの移動販売車がやってきた。「慰労の形で会社がドライバーに還元できるものは多くない」と8月から、ドライバーら百数十人の社員を対象に山本社長のアイデアで始めた「ホットドッグ食べ放題」だ。
軽バン車を改造した店舗車は、同市内でコーヒーショップも営む岡田次郎氏がオーナーの「スタジアム・ドッグ」。自宅が近い山本社長はショップへほぼ毎日通う常連で、同店で扱ってきたホットドッグのデリバリーなど事業拡大の一環で店舗車による販売を検討していたオーナー氏の考えに賛同。事業開始と同時に、自社ドライバーらの「小腹を満たす」社員サービスとして実施したという。
チーズやスイートチリ、サルサ、ジャーマンなどメニューも豊富。オール300円で、現在は毎月1回ほどのペースで同社を訪問する。「ケータリングの形で、いつも50―60本が出ている」とオーナー氏。
同社はボウリング大会など従来の社内イベントのほか、昨年の春にはドライバー用に1DKタイプのコーポを用意するなど、かねて福利厚生面の充実化に取り組んできた。「最前線で頑張っているドライバーのことを思えば、ホットドッグの代金など安いもの。独身者も多いせいか、みんな喜んでくれているようだ」と山本社長。
なお、ホットドッグ店のオーナー氏によれば「イベント会場やオフィス街での配達がメーンだが、30本くらいの販売が見込めるなら出向かせていただきたい」と話している。この記事へのコメント
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