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    三重執鬼 キャップ集めてワクチン購入

    2009年12月14日

     
     
     

    【三重】三重執鬼(寺田忍社長、三重県鈴鹿市)は、ペットボトルのキャップを集めて再資源化することで、発展途上国の子どもたちにワクチンを贈る「エコキャップ推進協会」の活動に参加している。
     自社に自動販売機があり従業員がよく利用することと、そうしたボランティア活動が存在することを知ったことで9月から始めた。集めたキャップをリサイクル事業者が買い取り、その売却益をワクチン購入資金として寄付するという仕組みだ。キャップ400個で1本のポリオワクチンが購入できる。


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     「世界には栄養失調や下痢、予防できる感染症で命を落としている子どもたちがたくさんいる。キャップを集めることで、少しでも救える命があればという思いで始めた」と寺田社長。その思いに社員たちも賛同した。
     ペットボトルのキャップを一般のゴミに混ぜてしまえば焼却処分され二酸化炭素の発生源となる。また埋め立て処分されれば環境破壊にもつながる。「キャップを回収することで再資源化を促進し二酸化炭素発生も抑制できる。そしてワクチンを届けることができる。小さな力かもしれないが、それが積み重なれば世界は変わると思う」。
     エコキャップ推進協会は平成19年に設立され、20年2月には内閣府からNPO法人として認証された。約2年近い活動で集められたキャップの数は、5月現在で3億4000万個になり、ワクチン購入代金850万円(ポリオワクチン42万5000人分)を「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付している。
    ◎関連リンク→ 三重執鬼株式会社

     
     
     
     
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