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運送会社
マルタケ運輸 「埼玉県SDGsパートナー」に登録、社会貢献を本格化
2021年7月20日
食品輸送を手掛けるマルタケ運輸(武田功社長、埼玉県草加市)では現在、社会貢献への取り組みを本格化させている。
同社は、SDGsの取り組みを自ら実施、公表する県内企業・団体等を「埼玉県SDGsパートナー」として県が登録する制度の第1期に申請、要件が満たされているとして県から登録され、登録証が届いた。
武田社長によると、同社はSDGsのうち、環境、社会、経済の3側面からの取り組みを進めるという。環境分野では、エコドライブ周知徹底、エコタイヤの導入などによる燃料使用量の削減に努める。具体的には、3年後に向けた指標として、トラック1台当たりの燃費を、リッター6kmに、2030年に向けた指標として、同リッター8km達成を目指す。
社会分野では、社会参加型社会貢献活動を推進する。具体的には、2030年に向けた指標では、街の美化運動に年間250回、延べ800人を参加させる。
さらに経済分野では、高齢者雇用制度を就業規則に定め、高齢者の雇用比率を高めていく。具体的には、3年後に向けた指標として、高齢者雇用比率を20%に、2030年に向けた指標では、30%まで引き上げていく。
同社では、「全従業員の幸福を追求するとともに、社会の発展に貢献すること」という経営理念を掲げており、今回のSDGsへの取り組みは、そうした理念への追求でもある。
また、同社では、今月から始まる東京オリンピック・パラリンピックの開催を受け、ボランティアスタッフに向けたアイスクリームの配送を受託、6月30日から配送を開始した。
同配送も、社会貢献の一環からで、「二度と経験できないようなオリンピック・パラリンピックが日本で開催される」とし、「そうしたビッグイベントに当社が関われる、そして、ドライバー達にも携わらせてあげたいと考えた」と受託理由を説明する同社長は、「ドライバー達がオリンピック・パラリンピックに携わり、そして手伝っているということを、ぜひ実感してもらえれば」と話している。
◎関連リンク→ マルタケ運輸株式会社
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