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物流ニュース
SBSホールディングス EVトラック導入
2021年11月5日
SBSホールディングスは10月13日、スタートアップ企業のフォロフライ(小間裕康社長、京都市)が輸入・販売するEVトラック(1トンクラス)が、国内初のファブレス生産(国外生産)で宅配用電気自動車のナンバー交付を受けたことから、SBSグループで行うラストワンマイル事業では、同車両を全面的に導入することを決定した。
SBSグループでは、重点課題に「車両排出CO2の削減強化」を掲げており、現行の車両のEV等の次世代自動車に置き換えることを目指しており、今回、EVトラックの本格導入を開始することで、その施策推進を一層加速させる。
同社が導入する国内メーカーによる1㌧クラスのEVトラックは、フォロフライ社が日本の安全基準に基づき設計変更した車両を中国のメーカーがOEM生産し提供するもので、航続距離は300km、普通免許での運転が可能な車種で最大積載量のEV車両。導入金額は1台あたり約380万円で「ガソリン車同等の低価格」と話す。
SBSグループでは、Eコマース向けラストワンマイルの車両として現在約2000台が稼働、今後5年程度でこれらの車両をEVに置き換え、さらに協力会社の車両も含めて中期的に1万台程度のEVを導入する計画。
SBSグループの鎌田正彦代表は、「今回のEV車両の導入はSBSグループが脱・炭素の取り組みを進めて地球環境に貢献していくうえで、大きな前進。当社はフォロフライ社に出資し同社の今後の成長を支援しながら、次世代型車両の導入を迅速に進めていく」と語る。
また、フォロフライの小間社長は、「物流業界での多様なニーズに対して現在、国内でのEVの選択肢は少ない状況。我々は国内外でEV開発を進める自動車メーカーと共同開発することで、開発コストを大幅に下げ、市場で求められる機能を取り入れた環境対応型車両の車種の充実を計りたい」と述べる。SBSグループでは「気候変動によるリスクを重要な経営課題と認識し、EVの導入とエコドライブの浸透を推進しながら、脱・炭素社会の実現に向けてグループ全体で取り組んでいく」としている。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社
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八戸日貨
高速は80ではしれよ
ガソリン爆上がりだしEVは来るかもね
CO2排出が温暖化の原因と化学的に証明されていないにも関わらず、
国内の企業は注視もせず、バスに乗り遅れるなとばかりに電動化の波に乗ろうとし、何時爆発してもおかしくないChinaのEV車をわざわざ買い、
環境汚染の著しい太陽光発電を乱発し、
これらを安い輸入で賄って、
日本の産業が衰退していっている現状に何時気付き、軌道修正出来るのか…
もりぞうさんガソリン車は無くさないでね。