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運送会社
関西興業 冨田社長「攻めの姿勢を崩さず、さまざまなことに挑戦」
2022年1月28日
医療品・食品を主に輸送し、センター間輸送などを手掛ける関西興業(京都府木津川市)の冨田裕二社長は、27歳という若さで会社経営を行い、躍進し続けている。
冨田社長は、元々は他の運送会社に勤めており、その頃から「一人でやるから準備ができたら、そのうち辞めます」と当初から会社設立に向けた覚悟だった。資本金50万円からスタートした当時は周りからの風当たりも強く、無下に扱われたりもしたが、事業を拡大していくうちに周りの反応も変わってきたという。当時を振り返って同社長は、「その時はもちろん腹が立つこともあったが、行動を起こさなければ、可能性はゼロのまま。とにかく行動することで今まで展開してこれた」と話す。現在では、資本金1000万円まで拡大。トラック台数も大型20台、中型3台まで増車し、事業拡大に手を惜しまない姿勢を示している。
その中でも事業拡大で新車などを次々に導入している中で光ったのは、同社オーダーメイドのトラックだ。「いかに安く良いものを作るかを考えた上で、要望するものを数ミリ単位での寸法にこだわり、荷主への要望に広く応えるため」だという。
現在、取り引きや事務などの主な部分を全て担っている同社長。「今後も事業を拡大していくので、その中で徐々に事務員さんに業務を移行していきたい」と人材教育についても前向きな考えを示した。
今後の事業の展望については、「これからも新規営業や増車などを考えているが、今までの付き合いを一番に大事にしていきたい」と示した中で、「攻めの姿勢を崩さず、さまざまなことに挑戦し、取り組んでいきたい」と意気込んだ。
◎関連リンク→ 株式会社関西興業
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