-
物流ニュース
オランダ日本通運 自社倉庫内でGDP取得、3温度帯に対応可能
2021年12月10日
日通の現地法人、オランダ日本通運(村上正弘社長)は12月2日、オランダ・スキポール空港近郊のスキポールトレードパーク内にある自社倉庫内で、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice) 適合認証を取得したことを公表した。同認証の発効日は9月6日。
オランダは欧州域内でも最先端バイオテクノロジー企業の集積地の一つで、多くの医薬品メーカーの物流拠点が集約。 オランダ日通の同倉庫は15~25度(定温)、2~8度(冷蔵)、マイナス15~マイナス25度(冷凍)の3温度帯に対応可能。医薬品専用温調庫は315平方mで、専用トラックドックも完備している。
その前日、1日には中国の現地法人、上海通運国際物流有限公司(直野徹董事総経理)が、中国の洋山地区で輸出用新倉庫の稼働を開始。上海港は11年連続でコンテナ取扱本数世界一となっており、洋山ターミナルでも過去最高を更新している。今年10月には敷地内倉庫総面積4万4000平方mの新倉庫も開設した。
国内では、11月30日、「エコトランス・ナビ」のサービスを開始。これは公的機関へのレポート作成支援や、顧客のESG経営をサポートするサービスで、過去の輸送データからトラック等ほかの輸送モードで輸送した場合のCO2排出量を見比べ、環境貢献度など可視化することができる。
◎関連リンク→ 日本通運株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ