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物流ニュース
トキコシステムソリューションズ 燃料コストとBCP対策に自家用給油所を
2022年4月12日
危険物施設のトータルエンジニアリングとして高い評価と実績を持つトキコシステムソリューションズ(輪島勝紀社長、川崎市川崎区)の創業は1937年。 創業以来、燃料油・薬品・超純水などの液体や各種ガス等の「流体」を計測・制御する技術を磨き続ける同社の「自家用給油所」の設置およびメンテナンスサービスがいま、注目されている。
自家用給油所の設置を請け負うトキコシステムソリューションズでは、「自家用給油所の設置に必要な主要機材は、地下タンク、計量機、燃料管理システムの3点セット。お客様の敷地状況に合わせた自家用給油所設置のご提案が可能。埋設配管をなくすことが可能なスマート給油所『SMA‐Q』も特許を取得し、ラインアップしている。我々はチームを組んで現地に合った設計から工事、メンテナンスまでトータルで行っている」とし、「長年の経験から、設置予定地域の事前調査や現地を管轄する消防署との連携もスムーズ」とも。
「自家用給油所」の設置には、消防法により実務経験のある危険物取扱者が1人以上必要になるため、危険物取り扱いの有資格者を見つけるか育成しなくてはいけないが、資格試験は年2~3回実施している県が多く、東京都では毎月実施しているので、資格取得のチャンスは少なくはない。ただ、施工は設計から工事完成まで約3か月半、実工事期間はわずか約1か月半で完成するので、設置を検討し始めたら、まずは有資格者の確保または育成が第一と言えそうだ。
トキコシステムソリューションズでは「軽油価格はインタンクの方が絶対的に安いので、特に中小の物流業者や倉庫業者、バス会社等にお勧めしている。規模にもよるが、設置費用は1800~2500万円程度」と話す。さらに「災害時のBCP対策としても、燃料の確保は必須」と語る。たしかに東日本大震災時はかなりの期間、燃料を求めてガソリンスタンドに車の大行列ができていた光景は、しっかりと記憶に刻まれている。
なお、令和4年度「自家用燃料供給施設整備支援助成事業」にも対応している。
詳細は、同社エネルギーソリューション営業部の下記特設サイトを参照。
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