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物流ニュース
九州安芸重機運輸 Web発注システム「あしたの現場」開発
2022年6月24日
重機輸送における、「荷主のストレス」「配車のストレス」「ドライバーのストレス」の3つのストレス解消を図るため、Web発注システム「あしたの現場」が立ち上がった。
開発したのは、建設機械、建設資材の輸送を手掛ける九州安芸重機運輸(菅康紀社長、福岡市博多区)。コロナ禍での配車マンの感染リスク対策として取り組んだという同システムは、配車マンだけでなく、荷主やドライバーへの負担軽減にもつながった。
菅社長によると、重機輸送は、デリバリー配送で、当日の配車以来は当たり前で、そのため、荷主は、忙しい時などは空いたトラックを探すのが大変になるという。
配車マンにしても、日々荷主とドライバーの間で、伝言係的な役割で、非効率さも少なくないという。
加えて、2年半前、新型コロナウイルスという未知なるウイルスが発生、配車マンの感染リスクが高まった。「もし配車マンが感染したら大変なことになる」と同社長は、システム開発に至った経緯をこう説明する。
運用の流れは、荷主が配送日や積み込み場所、積み荷の内容などをWeb入力することで、配車が完了するという仕組みで、スマホでも、また営業時間外でも依頼が可能となる。
受ける運送会社側も、Web上で確認できるので伝達ミスなどが防げる。さらに配車マン、ドライバーも情報を共有できるため、配車マンにおいては、非効率だった伝言係から脱却でき、ドライバーも仕事内容がWeb上で日々確認できるようになる。
「荷主、配車マン、そしてドライバーのストレスを解消するシステムが出来上がった」と、同社長は説明する。
◎関連リンク→ 九州安芸重機運輸株式会社
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