-
物流ニュース
カラフルコンテナ 冨岡代表 コンテナの可能性、発信に意欲
2022年9月2日
2014年設立、コンテナ販売を広く展開しているカラフルコンテナ(愛知県江南市)で代表を務める冨岡万輝氏。冨岡氏はあふれるアイデアとエネルギッシュな行動力で事業を推進し、コンテナによる前向きな活用を提案し続けている。
冨岡氏がコンテナ活用に可能性を見出したのは2011年、東日本を襲った震災における被災地でボランティアとして参加した時のことで、仮設住宅として人々の暮らしを支えるコンテナの姿を通してイメージを膨らませた。
同氏の活動を支えるのは「人を助けたい」とする強い思いで、その後ニュージーランドにおける色とりどりのコンテナを前向きにとらえ、社名を「カラフルコンテナ」に決めた。
「クールで格好良くスペースを構えることができ、移動などの面でも有利」とコンテナの魅力を語る冨岡氏はその幅をさらに広げようと、オリジナルコンテナの製作に着手。
リリースへ向けて開発を進めている「カラフルキューブ」と名付けられたそれは従来の輸送用コンテナでは実現しづらかったよりフレキシブルなスペースづくりが可能で、飛躍的な提案力の向上に期待がかかる。
コンテナについては運送業界でもその利便性とコストの低さからオフィスとして取り入れる事業者が増加傾向。
また同社で扱う微生物により排泄物を分解処理する「バイオトイレ」は室内への備え付けができることから冨岡氏はコンテナ内での活用を推奨する。
今後に向けてはカラフルキューブの開発を推進しながらホームページや社内での販売体制の整備をすすめ、運送業界におけるコンテナ活用をさらに広げていきたいとする冨岡氏。
デスク上でミニチュアのコンテナを使いながらその可能性に言及する姿からは、「コンテナがつくるワクワクをもっと伝えたい」とする思いが伝わってくる。
◎関連リンク→ 株式会社カラフルコンテナ
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ