エムエスシステム（佐藤伸彦社長、さいたま市緑区）がタイヤ販売や自動車点検・整備を手掛けるために全額出資で設立したＢＯＮＤＳサービス（三輪昇社長）がこのほど、中国メーカーのＣＨＡＯＹＡＮ（チャオヤン）タイヤの総代理店であるヨロズ物流と代理店契約を締結、関東における総代理店として今後、同タイヤの販売を行う。

エムエスシステムの佐藤社長によると、弊紙でＣＨＡＯＹＡＮタイヤを知り、総代理店であるヨロズ物流と連絡を取ったという。

同社はその後、製品の品質を確かめるため、実際に自社で同タイヤを装着、今年４月から実走を重ねた。

同社長によると、国産のタイヤで走行した３月の燃費は、３.７km／Lだったが、同タイヤを履いた４月は３.８１km／L、そして５月は３.９km／Lまで向上したという。

耐久性もそん色なく、何より価格が安いことから、同社は導入を進めたが、ただ自社で導入するだけではなく、メリットが大きい同タイヤを同業他社へも広げたいという思いもあり、関東エリアにおける同タイヤの代理店としての取り組みを模索、同タイヤ販売に特化したＢＯＮＤＳサービスを設立、ヨロズ物流との代理店契約に至ったという。

同社は今後、総代理店として、関東での同タイヤの販売を担うことになる。

「燃費も向上して耐久性も悪くはない。さらにはコストパフォーマンスの大きいＣＨＡＯＹＡＮタイヤを導入しない手はない」と話す佐藤社長は、「今後、出張サービス可能な車両も導入し、同タイヤの普及に努めていきたい」と話している。

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