-
物流ニュース
日通NECロジスティクス 鉄道貨物輸送向けの振動再現試験サービスを開始
2022年10月18日
日通NECロジスティクス(藁谷真司社長、神奈川県)は、このほど東京都府中市の品質評価センターにおいて、鉄道貨物輸送向けの振動再現試験サービスを開始した。
同サービスは鉄道輸送における製品損傷の検証のほか、過剰な包装をしていないかを確認することが可能なため、包装材削減といった環境負荷低減にもつながる。
品質評価センターは、包装貨物・包装材料試験をはじめ、製品自体の強度測定を行う施設。充実した試験設備を使用し、製品や包装が、保管や輸送時に受ける外力と、それに対する耐性を同社が代わりに評価する。
更に評価試験サービスのほか、「包装・梱包ソリューション」として包装・梱包にかかわるコンサルや資材の設計、試作、供給までを一元的に実施している。
気候変動対策の取組みであるCO2排出量削減の対応として、近年トラックや航空以外の輸送モードに関心が集まり、鉄道による貨物輸送が注目されている。加えて、ドライバーの高齢化や、2024問題等、物流業界は深刻なドライバー不足が続く。この背景から車両1編成の輸送力がトラックより高い鉄道貨物輸送は、ドライバー不足解決を図る手段として期待されている。
◎関連リンク→ 日通NECロジスティクス株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ