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製品・IT
マーベルオートサービス フォーク用「ツメ水平ポジションレーザー」開発 破損事故を防止
2022年10月18日
マーベルオートサービス(東京都板橋区)は、フォークリフト用「ツメ水平ポジションレーザー」を開発・販売している。ツメ角度が水平範囲内になると、自動でLEDレーザーを照射し、ツメの位置が容易に把握できる仕組み。あらゆる国産フォークに取り付けられるという。
「ツメ接触による商品の破損事故防止に効果的」と切り出すのは、同社の小林丈浩氏。「新人さんやフォーク操作が苦手な人にだけなど、持ち回りでの運用もでき、使い勝手が良い」。
シンプルな3パーツ構成で、取り外しも簡単。レーザーの電源は、専用モバイルバッテリーから取得するため配線工事が不要。「強力マグネットステーで車体に貼り付けるだけ。誰でも簡単に後付けできる。従来は配線の関係で後付けは難しいとされてきたが、電源をモバイルバッテリーにすることでその課題を克服した」と胸を張る。
モバイルバッテリーには、発火の危険性がないリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。「大容量で連続2週間の使用が可能。電池残量も4段階で表示され、一目でわかる」。
オプションのワイヤレスカメラ・モニターと併用することで、高所作業時の視認性がさらに向上。「高所の場合、オペレーターさんはかなり見上げることになり、3段積みラックともなれば、まさに職人技と呼ばれる難易度だった。モニターがあれば負担が減り、新人の方でも安全に作業できる」。「ツメに印をつけて、後ろの荷物を破損しないよう真上から撮影するなど、様々な活用法で利用いただいている」とも。
両製品とも、BYD社製の電動フォークに純正としてラインアップが決定。「レーザーは販売前から問い合わせを多数いただいている」とニーズの高さを感じている小林氏。「事故防止の一助になれば」と語った。
◎関連リンク→ マーベルオートサービス株式会社
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