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ブログ・上西 一美
第87回:異変感じたら即ブレーキ
2022年12月25日
皆さんこんにちは、日本事故防止推進機構(JAPPA)理事長の上西一美です。9月から「note」というサービスでブログを再開しました。
ブログは以前に書き続けていましたが、YouTubeの動画で皆さんにお伝えする機会が多くなったものの、やはり文字で伝えることの大切さを改めて感じ、再スタートしました。不定期ですが「note」も更新していきますので、ぜひ読んで下さい。
さて、毎年ですが、この10月から年末にかけて歩行者と車両が衝突する事故が増加していきます。12月にピークを迎えるこの事故の特徴は時間帯です。午後5時から同7時の薄暮時間で顕著に増えます。理由は、単純に薄暮で見えにくくなることと、交通量の多さが重なるからだと思われます。
そして、もう1つの特徴が「右側」です。先日、私が「安全運転サポーター」をしている愛知県警察の方に確認したのですが、死亡事故のうち、車両の運転者の右側から渡ってくる歩行者と接触する確率が70%あったそうです。これはドライブレコーダー映像でも何度も見ています。
よって、この時期はこのような注意喚起をしてください。
①早めのライトオン②できる限りハイビーム走行③対向車がハイビームをするなど右側の異変を感じたら即ブレーキ(減速)
特に3つ目は、2万件以上のドライブレコーダー映像を見て感じるのですが、対向車がハイビームする場面が非常に多いです。異変を感じても、行動しないと事故は防止できません。行動とは車の運転の場合、「ブレーキを踏むこと」なので、とにかく違和感=ブレーキ、これを徹底して点呼などで言って下さい。関連記事
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筆者紹介
上西 一美
一般社団法人日本事故防止推進機構理事長、株式会社ディ・クリエイト代表
自動車事故防止コンサルタントとして豊富な実績。
一般社団法人日本事故防止推進機構
http://www.jappa.or.jp/
株式会社ディ・クリエイト
http://www.de-create.com/ -
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