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    タニタ 高性能・低価格のアルコールセンサー発売

    2013年4月15日

     
     
     

     健康計測機器メーカーのタニタ(東京都板橋区)はこのほど、高性能アルコールセンサー「ALBLO(アルブロ)」を発売した。国内営業部特販グループの飯島岳司リーダーは、「これまで培ってきたノウハウを生かして開発した自信作。『高精度でリーズナブル』という市場のニーズに合致した製品」と胸を張る。
     燃料電池式のセンサーを採用。従来の半導体式のものに比べ、アルコール以外の成分の干渉を受けにくく、精度が高いのが特長だ。


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     ヘルスケア事業部技術課の佐川清志氏は、「これまでも燃料電池式を採用した製品は存在していたが、価格が普及の壁になっていた」と指摘する。この壁を取り払うのが同製品で、本体価格は1台3万9900円(税込み)、管理ソフトも2万1000円(同)と、「コストメリットは十分ではないか」と自信を示す。
     運用面でのメリットも多い。同社従来製品では、500回でセンサーカードリッジの交換を推奨していたが、「アルブロ」では、1年もしくは1万回の測定で点検となる。「一度製品を預けてもらい、当社秋田工場の専門セクションで検査を行う」とし、品質面も万全。点検コストは2万円と、メンテナンス費用も安く抑えている。
     サイズはハンディタイプで、「ユーザーの運用スタイルに応じて、使い方を柔軟に変えることができる」。
     3人までID登録でき、各100回分のデータを本体メモリに蓄積できる。「対面点呼を行っている事業所であれば、管理ソフトを使わずに本体だけの運用も可能」。 管理ソフトを使えば、名前や所属部署などの情報とともに、データをCSV形式で出力できる。Webカメラと連動させれば、顔写真も合わせて記録することが可能。
     Android搭載のスマホと連携ができ、アプリは無料でダウンロードが可能。測定結果とカメラの画像、GPSによる位置情報を紐づけて記録できる。
     飯島氏は、「高性能ながら低コストを実現しているため、事業拡大で検知器の台数を増やす必要がある際も手軽に導入頂けるはず」と提案。佐川氏も、「使用方法に幅があり拡張性も高いため、たとえば『長距離便が増えた』といったケースでも柔軟に対応できる」と付け加える。
     飯島氏は、「高品質な製品を3万円台という安価で提供することができた。体脂肪計や歩数計などで実績を積んだメーカーとして、安心して使っていただける製品。ぜひご検討いただきたい」と語る。
     問い合せは同社お客さま相談室、もしくは各地の同社営業所まで。
    ◎関連リンク→ 株式会社タニタ

     
     
     
     
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