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物流ニュース
さまざまな販促グッズ、ティッシュボックスなどでPR
2013年9月19日
運送業の営業や販売促進には、各社で取り組み方が違う。長年の荷主との付き合いを重視し、新規開拓などの営業に力を入れない事業者もある一方で、営業を中心に仕事を集めている事業者もある。荷主を開拓するための運送事業者向けの販売促進のノベルティグッズも様々なものがある。
板野紙工(広島県)が作成しているトラックの形をした紙製ティシュボックスもユニークだ。同社は紙製パッケージやペーパークラフトの設計、デザイン、製造、販売を手がけているので、オリジナルの形を作れる。
運送会社の場合は、自社のトラックの色や形をそのままに表現した形や、社名や電話番号を入れることもできる。運送会社が荷主のあいさつ回りで使う場合や、新規荷主開拓の飛び込み営業の際に、あいさつ代わりに置いていくような使い方も考えられる。
環境対策と販促グッズが結びついた取り組みもある。農業法人あっぷふぁーむ(鳥取県)の提供する「農業貢献ノベルティ」だ。企業と米農家が手を組んで米を生産する水田オーナー制度は、農業を支える新たなビジネスモデルとして注目されている。農業の後継者不足が深刻な中、同制度は量より質を追求した米作りをオーナー企業が契約して農家の「米職人」支援する仕組みだ。契約した田んぼには社名の入った看板も立てられる。水田一枚ごとに契約したオーナー企業のためだけに「米職人」が育てた米は、毎年10月には収穫され産地で保冷保管される。その後はオーナー企業の必要に応じて精米して、企業名を冠したブランド米として発送される。
使い方は販促品や贈答品、福利厚生の一環として社内消費など様々だ。利用している企業は「農業に直接携わっていることで、会社の社会的な価値を高めることができた」などの感想を寄せている。契約企業の中には運送会社もあるという。この記事へのコメント
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