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製品・IT
ソリトンシステムズ レベル4でのドライバー無人運行サービス開始
2023年6月30日
ソリトンシステムズ(鎌田信夫代表取締役社長、東京都新宿区)はこのほど、産業技術総合研究所、ヤマハ発動機、三菱電機と共同で自動運転システムの開発を進めてきたが、5月21日から福井県永平寺町で遠隔監視の下、自動運転レベル4としての運行サービス「道路交通法に基づく特定自動運行」を国内で初めて開始したことを発表。
同システムは、経済産業省から前述の4法人が2021年度から開発を受託しているもの。同社では、主に自動運転車両の装置や周辺の状況、乗客などの状態を遠隔センターにおいて監視し、異常など発生時には車両内外との通話を含め必要な措置をとるための遠隔システム、および車両と遠隔センター間の基盤となる通信システムの開発を担当しているという。
今回開発の遠隔監視システムでは、一人の遠隔オペレーターが、必要に応じ標準最大4台の自動運転車を監視。さらに、複数車両の運行管理制御を行う管制システムとのシステム連動を行い、効率的かつ的確な監視と異常発生時における安全確保その他必要となる措置の迅速化を図っている。
今後について同社は、「今般開発した遠隔・通信両システムをベースとし、大型バスやトラックなど多様な車種への適用のための汎用化と遠隔運転操作機能のさらなる高度化を図り、公道や閉空間エリアで全国規模での拡大が予想される自動運転サービスへの展開を目指していく」と述べた。
◎関連リンク→ 株式会社ソリトンシステムズ
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