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製品・IT
マルイチ「キャスパー2nd」 PINCH・OPEN機能で人気
2023年8月3日
「物流魂シリーズ」を展開するマルイチ(神奈川県厚木市)は、カゴ台車などの輪留めとして使う「キャスパー」シリーズの活用を物流事業者に提案している。
発売開始以来、改良を続けている「キャスパー」はバリエーションも豊富だが、なかでも人気はPINCH・OPEN機能が備わった「キャスパー2nd」。
初期製品はキャスターに装着する際にしゃがんで両手で着脱する必要があったが、取っ手部分の追加と中円に短いスリットを入れることでリングが簡単に開き、片手での着脱が可能に。作業者の負担軽減と効率化を実現し、喜ばれているという。
同社担当者は、「ネットショップでの人気が高く、物流業界だけでなく、病院や福祉施設、一般家庭でもご利用頂いている」と自信を示す。
また、「キャスパー2nd」は、純天然ゴムを使用。シリーズで唯一「RoHS2(特定有害物質使用制限)」に対応している。
なお、同社では、さらなる改良を加えた新型「キャスパー4th(仮)」の開発に着手。「2024年初旬の発売開始を目指している」という。
テールゲートリフターの特別教育の義務化など、安全対策の徹底が求められている物流業界。同社担当者も、「パワーゲートを使用した荷下ろし作業や段差・傾斜のある場所へ台車を留め置く際には、小さな油断が大きな事故に結びつく」と指摘。「台車ブレーキの破損や、微妙に坂になっている現場で台車が動き出したという話も多い」とし、「トラブルを未然に防ぐためにも、トラックのタイヤに輪留めするように、台車にも『キャスパー』で安全対策をお願いしたい」と語る。
◎関連リンク→ キャスパー2ndジェネレーション
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