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運送会社
セントサービス八木所長 「もっと勉強」
2014年3月21日
セントサービス(千葉県柏市)で佐藤綾子社長の右腕として活躍する八木啓輔所長は、大学時代から引っ越しのアルバイトとして同社に勤めていた。当時の同所長について、佐藤社長は「ひょろひょろで、体型はいまの半分しかなかった」と笑う。「体育会系の屈強なアルバイトが多かったので、『なぜ、こんな子を』と主人に聞くと、『体力は期待していないが、賢く、話ができる子だ』と評価していた」と振り返る。
その後、ガス会社に就職。サラリーマンとして勤める傍ら、土日は引っ越しのアルバイトを続けていた。セントサービスが急成長を遂げる中で、「人がまったく足りない」という状況になり、請われる形で同社に転職。「土日休み、ボーナスありという安定した環境」を捨てての「一大決心」だったという。
「助手席で地図を見ている間に気持ち悪くなった」というエピソードもあるものの、「性格も穏やかで、主人は信頼し、とてもかわいがっていた」と同社長は目を細める。「走行中の車内では今でも地図を見ると酔ってしまう」というが、「ナビがあるからもう大丈夫」(八木所長)。
ガス会社時代に危険物関連の様々な資格や免許を取得していたことから、セントサービス入社後も運行管理者や整備管理者などの資格を取得している。
佐藤社長の長女・貴子さんの夫でもある八木所長。同社長は、「配車を務める娘とは仕事上でも信頼し合ういいペア。ぶつかり合う部分もあるようだが、端から見ていると漫才みたい」と笑う。「娘夫婦がいなかったら、主人が亡くなった時に会社を閉めようと思っていた」と同社長が語るように、まさに「救世主」と言える存在。現在は、対外的な人脈づくりにも精を出し、セミナーなどにも自ら率先して参加している。
今後は「経営者を手助けする幹部として、もっと勉強し、社長を楽にしてあげたい」と意気込む。
◎関連リンク→ セントサービス株式会社 -
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