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運送会社
扇町運送 コンテナハウスを被災地へ
2014年4月25日
【大阪】「東北復興支援きずなの輪」で理事を務める扇町運送(大阪市住之江区)の成田暢行社長は、1月23〜26日の4日間、大阪から石巻雄勝半島船越まで、片道1000kmをかけて新品のコンテナハウス2棟を輸送した。
成田社長は震災直後から友人や知人、荷主に声をかけて船やコンテナハウスなどを提供していた。その後、有志らと同法人を立ち上げ、年に数回ほど自らがハンドルを握り、石巻市などへ輸送を続けている。
成田社長は「海沿いの住宅のほとんどが取り壊されていて、何ともさびしい街並みになっていた。被災者に聞くと、高台へ移設するのは決定したが、完成は約3年後。住んでいた海沿いの家が取り壊され、仕方なく仮設住宅に移っている。被災者はいまだに辛い思いをしていた」と語る。
また、「震災から約3年が経過しようとしているが、被災地の復興は進んでいない。少しでも役に立てるよう、今後も日本全体で取り組む必要がある。コンテナハウスや子どものための遊具、船などを提供してもらえたら、1日も早く復興できるので協力を今後もお願いしたい」と呼び掛けた。
◎関連リンク→ 扇町運送株式会社 -
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