明倫運輸（中村吉之社長、愛知県名古屋市）は２０１９年から楽しみながら清掃活動ができる「ゴミ拾いウォーク」を実施しており、社員の健康を促しながら地域の美化に貢献している。

全ドライバーを対象に行っている同活動は名古屋市藤前会館から同社までの約１km区間をゴミを拾いながら歩くというもの。３～４人のチームに分かれて拾ったゴミの重量を競い合い、一番多く拾ったチームには賞品が贈呈される。さらにランダムにグループ分けをすることで、ドライバー同士のコミュニケーションが生まれ、参加したドライバーはゴミ拾いをきっかけに親睦を深めている。

２０１９年から開始されたがコロナの影響で一時休止。２回目は今年１１月に開催した同社の安全大会時に行われた。
同社の林祐輔部長によると「ドライバーは仕事柄もあり歩く習慣がない。健康のためにも歩いてほしかった」と説明し「積極的に参加しており、中には自ら草むらに入ってゴミを拾いにいく社員もいる。その様子をみると賞品の有無は関係なく、皆が楽しんで参加していると感じる」と話し、今後も活動を続ける姿勢を示した。

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