サンライズジャパンホールディングス（柳澤伸光社長、岐阜県可児市）は１２月から同社の傘下にあるグループ会社の若手社員を中心にグループ勉強会をスタートした。

２０２２年に総合卸売事業を行う「オーナー商会」とチルド輸送事業等を展開する「エージエス」を株式取得したことにより、グループ規模が急激に拡大した同社。このような背景から、グループ各社社員の意識統一と相互理解を深めると同時に部署内で活躍するキーパーソンの人材育成を目的に勉強会を毎月１回開催する。

同４日に東濃物流センターで行われた第１回勉強会はグループ会社から６人の社員が参加し、上層部の役職者が講師を務めた。

午前の部では、グループ全体の方向性やその傘下にある各グループ会社の事業概要や今後の展望等について説明。午後の部では、就業規則等の各種既定の整備内容等を解説。さらに柳澤社長から今後のビジョンについて語られた。

「私は人生を振り返ると多くの人に支えられてきた。それは企業も変わらない」と考える柳澤社長は「企業たるものは『社会貢献』を行うべき」と話す。さらに開催について「社員のみんなも当社も人に支えられて今がある。それを勉強会を通じて、次世代を担う若い世代に伝えていきたい」と話し、自社内での社会貢献の輪を広げる方針を述べた。

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