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運送会社
細川産業 ユニフォームを農家とのコミュニケーションツールに
2024年3月1日
【岐阜】お米の配送を手掛ける細川産業(細川進社長、養老郡)のユニフォームは社員をはじめ取引先や他の運送会社に人気が高い。
ユニフォームのデザインを担当したのは同社の吉田竜也部長。前職、アパレル業界に従事していた同氏は退職後に自らイギリスに赴き、独学で本場のファッションを学ぶ経歴をもつ。
そんな同氏が細部までこだわったユニフォーム。黒地で、胸には「HAVE A RICE DAY」とキャッチフレーズを施し、お米への情熱をアピール。また、ワンポイントとしておにぎりのイラストのタグを装飾。素材は良質なコットンを利用し触り心地も重視した。
取引先から「購入したい」という要望もあり、当初は8800円(『米』という字は八十八からという由来がある。米作りは88の手間があるということから)だったが、昨年10月に燃料高騰を踏まえ5万8000円(「ごはん」にかけている)に値上げ。高額な金額設定は本来非売品であるからとのこと。しかし、高額でもほしいというファンもおり、4回再発注している(2023年11月時点)。また昨年の11月には冬用のパーカーも制作。価格は5万8500円に設定している。
「僕のドレスコードです」とユニフォームを紹介する吉田部長は「これはお客さんにも『細川産業』として認識してもらえるし、服一枚をきっかけに会話がうまれる。高額の値段設定も説明すると空気が和む」と語った。さらに「お米に特化した運送会社でありたいと考えている。お米を『未来の宝』という思いで運ぶ。そして農家さんに選んでもらえる運送でありたい」とコメントした。
◎関連リンク→ 有限会社細川産業
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