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    丸一運送 荷下ろし訓練を実施

    2014年8月22日

     
     
     

     石油・ケミカル製品輸送の丸一運送は6月29日、尼崎営業所(蓮池崇史所長、兵庫県尼崎市)で、荷下ろし訓練を実施。灯油、軽油、レギュラー、ハイオクのそれぞれの油種を誤認によって混油する「コンタミ事故」を現場で未然に食い止めるための訓練で、同営業所では6月と9月の2回、全乗務員に対して実施している。
     訓練は、ガソリンスタンド側の立会者に見立てた同社管理者に対し、同社乗務員がローリーを運転して納品にやってきたとの想定。ローリー到着から荷下ろし後の作業までを大きく4段階に区分。それぞれの段階で定められた作業手順50項目をチェックする。


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     灯油6kLとレギュラー12kLを下ろす想定で訓練を受けた同社乗務員の鬼塚憲一さんは、確認のためにローリーの上に昇ったり降りたりを繰り返し、「3番槽、レギュラー残なし、終了」などと作業をこなし、管理者の松元仁志さんから「確認している内容が頭に入っているということが伝わってきた」との評価を得ていた。約30分の訓練を終えると、「時間指定などもあることから時間だけを気にしていると流れ作業になりがち」と話し、確認の重要性を強調していた。
     同社は、こうした作業を現場で実践できているかチェックするため、スタンド側の協力を得て管理者が実際にスタンドを訪れるパトロールも不定期に実施している。

     
     
     
     
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